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テレマティクス保険

こんにちは、コジマです。現在、自動車保険料は使用用途、車種、補償内容、運転者の年齢、等級といった条件で 算出されるのが一般的です。約10年前から「テレマティクス保険」の発売を 各保険会社が開始しています。

皆さんはテレマティクス保険という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 今回は改めてテレマティクス保険についてご紹介します。

テレマティクスとは

テレマティクスとは、テレコミュニケーション(通信)と インフォマティクス(情報工学)から作られた造語で、 自動車などの移動体に通信システムを組み合わせて リアルタイムに情報サービスを提供する仕組みのことです。

一般的には自動車や輸送車両向けのサービスを指し、 導入することで安全・安心機能の実現や、 情報配信による利便性向上が期待できます。

専用端末を車両に接続することで、 車両運行データの取得、交通情報の提供、 車両盗難時の追跡など、さまざまなサービスが利用可能となります。

テレマティクス保険とは

テレマティクス保険とは、走行距離や急ブレーキ、急発進の回数など ドライバーの運転情報を収集・分析・評価し、 その結果に応じて保険料を算出する新しいタイプの保険です。

主に以下の2種類があります。

  • PAYD(走行距離連動型):走行距離が短いほど保険料が安くなる
  • PHYD(運転行動連動型):安全運転をするほど保険料が安くなる

「急ブレーキ・急発進が少ない安全運転」や 「走行距離が短い」と評価されると、 保険料割引やキャッシュバックを受けることができます。

業界の動向

日本でも2014年から国土交通省が 「テレマティクス保険の普及」を重要テーマとして掲げています。 これを受け、各保険会社も本格的な取り組みを開始しました。

現在はフリート契約向けの商品が中心ですが、 個人向け保険も徐々に登場しています。

各社テレマティクス保険の動向

保険会社名 サービス名 対象 概要
東京海上日動 ドライブエージェント フリート契約顧客 端末搭載車両に5%保険料割引(2016年2月開始)
三井住友海上 スマNavi フリート契約顧客 運転行動連動型、最大6%割引
あいおいニッセイ同和 つながる自動車保険 個人契約顧客 走行距離連動型、安全運転アドバイスを提供
損保ジャパン日本興亜 スマイリングロード フリート契約顧客 全車両導入で5%割引、事故防止を支援
ソニー損保 やさしい運転キャッシュバック型 個人契約顧客 評価点数に応じてキャッシュバック

メリットとデメリット

メリット

最大のメリットは、運転の心がけ次第で 保険料を抑えられる点です。 特に若いドライバーや走行距離の少ない方には 適した保険といえるでしょう。

安全運転が促進されることで事故リスクが下がり、 契約者と保険会社の双方にメリットがあります。

デメリット

車載器で取得した走行データが 保険会社に把握される点は、 個人情報保護の観点から課題といえます。

また、運転評価によるストレスや、 すでに等級が高い優良ドライバーの場合は 大きな割引が受けられない可能性もあります。

最後に

テレマティクス保険が普及すれば、 交通事故の減少が期待されます。 やさしい運転は燃費向上や環境負荷低減にもつながります。

保険料節約だけでなく、 環境保護にも貢献できる可能性のあるテレマティクス保険。 皆さんはどんな保険にしますか。




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