春~初夏でも車内は灼熱地獄!?
こんにちは、コジマです。
昨今の春初夏でも車内は灼熱になります。今日は子どもの命を守るために知っておきたいことをまとめましたので、是非参考にしてくださいね。
【要注意】春・初夏の車内は危険!子どもを守るために絶対知っておくべき熱中症対策
「ちょっとだけなら…」と子どもを車に残して離れてしまった経験はありませんか?
実は、外気温が24℃程度でも、車内は10分で40℃を超えることがあり、春や初夏でも命の危険があるほどの高温になります。毎年、こうした車内放置による子どもの熱中症事故が後を絶ちません。この記事では、春~初夏における車内熱中症のリスクと対策を詳しく解説します。
なぜ春や初夏でも車内の熱中症に注意が必要なのか?
多くの人が「熱中症=真夏」と思いがちですが、春先~初夏も油断できません。
JAFのテスト結果に見る危険性
- 気温35℃の真夏日:直射日光下で車内温度は30分で約40℃
- 気温25℃の5月上旬:2時間ほどで車内温度が約40℃に上昇
つまり、夏本番前でも車内は高温地獄になる可能性があります。家族での外出時、「少しだけだから大丈夫」という油断が重大事故につながります。
子どもが熱中症になりやすい2つの理由
① 子どもは汗をかく力が弱い
子どもは大人に比べて体温調節機能が未発達です。
体温を下げるためには汗をかく必要がありますが、思春期前の子どもは汗腺の働きが弱いため、うまく汗をかけず体温が上がりやすいのです。
💡 汗腺の機能が大人と同じレベルになるのは18歳前後です。
② 体格・水分量の違いによるリスク
- 子どもは体重に対して体の表面積が大きいため、気温の影響を受けやすい
- 体内の水分量が多いため、少しの発汗でも脱水しやすい
つまり、子どもは外気温の影響を大人以上に受けやすく、重症化しやすいのです。
車内温度を効率的に下げる方法【JAF推奨】
車に乗り込んだ直後、車内がサウナ状態のようになっていることはありませんか?
以下の方法を使えば、わずか5分で車内温度を28℃まで下げることが可能です。
✅ 最も効果的な冷却手順(JAFテストより)
- 窓を全開にして車を発進
- エアコンは「外気導入+温度設定Lo(最低)」に設定
- 2分間走行
- 窓を閉めてエアコンを「内気循環」に切り替える
- さらに3分間走行
これだけで、55℃だった車内が28℃まで低下します!
大人も油断大敵!車内熱中症は他人事ではない
「子どもがいないから大丈夫」と思っていませんか?実際に、エアコンを切った車内で待っていた大人が熱中症になりかけたという事例も報告されています。暑さを感じたら無理せず、エアコンや日陰を活用しながら体温調節を行いましょう。
子どもやペットを車に残さない。それが命を守る一歩
忙しい日常の中で、「少しだけ」「今日は涼しいから大丈夫」と思ってしまうことがあるかもしれません。
でも、その**“ほんの少し”が命取りになる**ことがあります。
✅ 車内熱中症を防ぐために今すぐできること
- たとえ短時間でも、子どもやペットを車内に残さない
- 車内温度を素早く下げる手順を知っておく
- 涼しい日でも油断しない意識を持つ
「知っているだけで防げる事故」があります。
意識を変えることが、子どもの命を守る第一歩です。
まとめ|春でも車内は危険!子どもを守るのは親の意識
- 春や初夏でも車内温度はあっという間に40℃超
- 子どもは体温調節が未発達で、熱中症に非常に弱い
- 効率的な冷却方法で車内温度を一気に下げよう
- 大人も例外ではない!油断せず暑さ対策を
- 「ちょっとだけ」の油断が、取り返しのつかない事故につながる
たった数分の注意と知識で、大切な命を守ることができます。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
コジマ。
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