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雪道で安全に運転するコツ②




こんにちは、コジマです。
本日は先週の続きになります。便利なアイテムや駐車の時に気をつけることを書きました。早速いってみましょう。




6.雪道の安全運転をサポートする便利アイテム

以下は、雪道を運転する際に役立つ道具です。

  • 軍手・ゴム手袋:駐車場の雪かき、タイヤチェーンの取り付け作業などで活躍
  • スクレーパー(スノーブラシ):車に積もった雪を除去する道具(一方の先端部分がブラシ状、もう片方の先端部分が「氷を削り取る」ことが可能な形状)
  • 解氷スプレー:フロントガラスに付着した霜の除去などに有効な化学薬品が含まれたスプレー
  • 長靴:車の中に用意しておけば、周囲に雪が積もっていても作業が可能
  • スコップ:スタックして動けなくなった際、車の付近に積もった雪を除去するために使用
  • 脱出用ラダー:スタックしたときに駆動輪と雪の間に挟み込み、脱出しやすくする道具(厚手の布などで代用できることもある)
  • ブースターケーブル:バッテリーが上がった場合に、ほかの車両から電気を分けてもらう際に使用

これらの便利なアイテムは、カー用品店や一部のガソリンスタンド、ホームセンターなどで入手できます。寒冷地や降雪量の多い地域などでは、コンビニエンスストアで購入できることもあります。なお、山間部を走行する際は、店舗が近くにないケースもあるので、事前に準備しておくといいですね。

7.雪の中で駐車するとき気を付けること

ワイパーブレードは立てておく

雪道で駐車をする際には、ワイパーブレードは立てておくようにしましょう。ワイパーがフロントガラスに接触したままの状態だと、ワイパーが張り付いて、動かなくなってしまうおそれがあるからです。また、凍った状態のワイパーを無理に動かすと、曲がってしまう可能性も考えられます。
ワイパーやウインドウォッシャー液は寒冷地用に交換しておくのが望ましいです。

サイドブレーキが凍結することがある

そのほか、冬期は駐車をする際にサイドブレーキを引いたままにすると凍結して解除できなくなる可能性があります。平坦な場所を選んで、マニュアル車ならギアを「1速」か「バック」に、オートマチック車なら「P」にいれて駐車してください。

マフラーに雪が詰まらないよう、バックする時は注意する

また、マフラーの出口が雪で塞がってしまうと、排気ガスが車内に侵入し、最悪の場合、一酸化炭素中毒を引き起こすこともあります。そのためバックする時は、後方に雪の塊がないか等を確認しながら行うようにしましょう。また、駐車時には定期的にマフラーの周囲を除雪するようにしてください。

8.雪にタイヤが埋まって出られなくなったら

タイヤが雪にはまってしまったときは、車をゆっくり前後に動かして、タイヤ周辺の雪を少しずつ固めていきます。このとき、車を動かす以外にも、自分の足で雪を踏み固めても構いません。しっかり雪が固まったことを確認できたら、アクセルを踏み込み、脱出をしましょう。空転すると、さらに脱出が難しくなるため、アクセルはゆっくりと慎重に操作するようにしてください。もし空転してしまった場合には、砂箱にある砂を路上にまくのが効果的です。砂箱は豪雪地帯の路肩に設置されており、自由に使えるものです。脱出用ラダーや厚手の布などを駆動輪と雪の間に挟み込むと、脱出しやすくなることもあります。それでも脱出が難しい場合は、保険会社やJAFに連絡し、ロードサービスを呼びましょう。なお、救援を待っているときは、車の後方に三角表示板や発炎筒を置くのを忘れずに行ってください。

9.運転後にすべきこと

雪道に散布されていることが多い「凍結抑制剤(塩化ナトリウムなど)」や「融雪剤(塩化カルシウムなど)」に含まれる塩分は、錆を発生させる原因になります。雪道での運転をすると、これらの物質が車体に付着するケースがあるため、錆を防止するために定期的に洗車を行いましょう。特に「車両の下回り」やタイヤの周囲を覆っている「タイヤハウス」、ボディ部分の「フェンダー」は念入りに洗うことをおすすめします。

2週にわたって雪道の運転などについて書いていきました。当たり前の地域の方もそうでない方も改めて確認して、事故には重々気をつけてくださいね。

それでは次回のブログでお会いしましょう。

コジマ。



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