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クルマにまつわる危険な現象




こんにちは、コジマです。
ここ2、3日でグッと冷え込んできましたね。こうも急激に温度の変化があると体調を崩してしまいそうですが、しっかりと健康管理をして切り抜けましょうね。本日はクルマにまつわるさまざまな現象をご紹介しようと思います。自動車学校で習ったことですが、忘れている方も多いのではないでしょうか。事故に直結してしまう危険なものもあります。事故を未然に防ぐためにも一緒におさらいしましょう。




ハイドロプレーニング現象

水がたまった路面を走行中にタイヤが水の上を滑るような形になり、ハンドルやブレーキがまったく効かなくなる状態をいいます。1度こうなってしまうと、自然に解消されるまでほとんど為す術がないので注意が必要です。対策としては、タイヤの摩耗や空気圧の低下に気を付ける、雨の日の高速道路などでスピードを出しすぎないことなどが挙げられます。

フェード現象/ベーパーロック現象

峠道を下るときなど想像以上にブレーキに負荷がかかってしまった結果、ブレーキパッドに許容範囲を超える熱が発生し、ブレーキが効きにくくなる状態のことを「フェード現象」と呼びます。また、「フェード現象」と同じようにブレーキが効かなくなる状態として、ブレーキに負荷がかかることにより、ブレーキ液内の水分が蒸気し気泡が発生する「ベーパーロック現象」と呼ばれるものもあります。峠道などを下るときは、オートマチック車なら「D」レンジからシフトダウンしてエンジンブレーキを効かせるようにするなど、フットブレーキだけに頼らない速度調整を行いたいところですね。

スタンディングウェーブ現象

主に高速道路などタイヤの負荷が大きい場面で起こる現象で、タイヤが波状に変形することをいいます。変形したタイヤは発熱した状態なので、そのまま走行を続けると最終的にはバーストして、大事故につながる可能性があります。これは空気圧が低下しているタイヤで走行しているときに起こりやすく、この現象が発生すると車体全体がガタガタと振動し、異音がすることもあります。異変に気付いたら、路肩などに停車するか、速度を落としてサービスエリアに入るなどして、タイヤの状態を確認しましょう。

コリジョンコース現象

最後は運転中の視覚に関する現象。自分のクルマと直行する道路を走るクルマが、同じ交差点に向かってほぼ同じ速度で進んでいるとき、相手が常に同じ角度で走っているため、相手の速度を見誤ることをそう呼びます。田園地帯の農道の交差点など、見通しが極めて良い状況にもかかわらず、衝突事故が発生してしまうのは、この現象が起こっているからです。事故を招く可能性があるこれらの現象には、クルマの整備不良が引き起こすものもあれば、そもそもの運転の仕方や人間の錯覚から起こってしまうものもあります。

クルマの安全技術が高まっても、トラブルはいつ起こるか分かりません。定期的なメンテナンスはもちろん、できるだけこうした現象に合わないよう、安全運転を心掛けたいですね。

それでは次回のブログでお会いしましょう。

コジマ。



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