台風が来たら運転するのは危険②
こんにちは、コジマでです。
さて本日は先週に引き続き台風の日の運転についてです。それでは早速いってみましょう。
目次
- 4 .運転中に暴風域に入ってしまったら
- 5 .不要不急の外出は避けて
4.運転中に暴風域に入ってしまったら
台風が来ている際には、運転しないことが前提ですが、運転中に突然の豪雨の被害に遭った場合や急に風が強くなってきた場合にどのように対処すればいいのか、5つのポイントに分けて解説をしていきます。
● スピードを落として運転する
非常に基本的なことですが、台風の中で運転するときにはスピードを落として運転をしましょう。台風時には、大雨による視界不良や路面が濡れていることにより、平時の運転以上に事故を起こしやすくなっています。また、走行中の強風では車体コントロールが不安定になることに加え、予期せぬ落下物や落石の危険性もあります。咄嗟に対処できる速度で走行していることで、前方を走る車に衝突をしたり、後続車に追突をされたりトラブルを回避することができます。予期せぬ事態に備えるためにも、いつも以上にスピードを落として運転をすることを心がけましょう。
● 自分の存在を周りに知らせる
台風による土砂降りの中の運転では、ワイパーをどれだけ動かしても、打ち付ける雨によって視界が遮られたり、前方の車との車間距離がわからなくなったりします。対向車が巻き上げた雨水がフロントガラスに降りかかって前方が一瞬見えなくなることもあり、危険と隣り合わせの走行となります。そうした場合はライトをつけ、前方と後方の車に自社の存在を知らせることで、追突事故などを未然に回避しましょう。自車から、また対向車からセンターラインを見えやすくする効果も、ライトの点灯には期待できるはずです。台風の日に車を運転する際には、時間帯に関わらず早めの点灯を心がけましょう。
● 強風に煽られないように運転する
台風時の運転では、突然の強風に煽られることも多くなります。風が強くなってきたら、運転は控え、安全な近くの避難所を探し避難をしましょう。強風の中運転せざるを得ない状況のときはトンネルの出入り口や橋の上などは特に風が強くなるため注意が必要です。また、車高の高い車は風を受ける面積も大きくなるため、強風に煽られて横転することもあります。
強風に煽られないように運転するためには、ポイントが2つあります。まずは、スピードを出し過ぎないことです。車高の高いトラックは風速30mで横転するともいわれており、遠心力の関係であっという間に横転したり、横滑りして事故を起こしてしまいます。急に風が強くなって焦る気持ちもありますが、スピードは充分に落として運転しましょう。そして、海沿いや海上、川上の橋の上での走行は避けましょう。そうした場所は特に強風になりやすく、より横転や横滑りの危険性が高まります。
● できるだけ広い道路を使用する
台風時は、なるべく広い道路を使用するようにしましょう。車線数が少ない道路では、咄嗟のトラブルに対処できずに事故に巻き込まれることも多くなるためです。強風で車がふらつくなどして車線を逸脱してきた対向車があった場合、車線数が少ない狭い道では回避できる場所が限られます。正面衝突をされる危険性や、自らがそういった事故を起こす可能性も、広い道路を走行している時より高くなります。
5.不要不急の外出は避けて
ここまで、台風時に車を運転する際の注意点を紹介しました。しかし、ここで紹介した内容はあくまで不慮の事態を予防する方法にすぎません。一番の安全は、屋内に避難をして台風が通り過ぎるのを待つことです。台風の際は不要不急に外出をなるべく控え、できる限り身の安全を確保することを心がけてください。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
コジマ。
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