トラック輸送の種類
こんにちは、コジマです。
お正月休みが明けて一週間以上も経っているのになかなか休みボケが治りません。皆様はいかがでしょうか?実際そうも言ってられないので今週も頑張りましょうね。
国内貨物輸送量のうち、約9割をトラック輸送が占めているのをご存じでしょうか?円滑な物流を維持するために欠かせないトラック輸送ですが、その輸送方法にはさまざまな種類があります。今回は、トラック輸送の種類などをお話ししたいと思います。
トラック輸送の種類
■チャーター便
車両丸々1台をチャーター、貸切りする輸送方法のことです。1荷主の商品のみを積載し、出発地から目的地まで直行します。他の荷物と混載できない製品や、リードタイムを短縮したいとき、指定納品日時に合わせて確実に運んでほしい場合等に最適な輸送方法です。チャーター便は複数納品先の製品を混載しないため、他の納品先に誤納品するリスクを削減できます。また、配送中に積み替えを行ったり、形状の違う製品同士が接触、破損するリスクも少ない輸送方法と言えます。
■路線便
複数荷主の製品を積み合わせて配送する輸送方法です。車両1台分の輸送量に満たない場合にチャーター便で輸送すると、輸送量に対する運賃が割高になってしまいますので、路線便は輸送量に合わせた料金設定です。一方、路線便の場合、集荷拠点から複数納品先への配送ルートは運送会社が決めるため、「この納品先に○時に納品したい」という日時指定が難しくなります。納品日時の指定が厳格な納品先の製品の輸送には向いていないと言えるでしょう。輸送量が少なく、スピードを求めない場合に最適な輸送方法が路線便です。
■ルート便
ドライバー・車両を1荷主専属にして、複数の固定納品先へ指定の納品日時に配送する輸送方法です。決まったルートを決まった時間で配送するため、納品日時指定の厳格な納品先の配送に最適です。また、専用便である為、ドライバーは製品特性や納品条件を熟知していますので、納品先におけるトラブル防止効果が高いと言えます。
■共同配送便
共同配送とは、同じ納品先へ配送する複数荷主の製品を積み合わせて効率的に輸送する方法です。輸送全体で使用するトラック台数も削減できますので、CO2排出量が削減でき、環境にも優しい輸送方法と言えるでしょう。
■宅配便
比較的サイズが小さい製品(段ボール1~数箱に収まる程度の量)を配送する輸送方法です。EC・通販などBtoC向けの配送に適した輸送方法と言えます。製品のサイズや重量、輸送距離(配送先のエリア・都道府県)によって変動する料金設定です。
いかがでしたでしょうか。輸送の種類だけでもこんなにもあるんですね。トラックに限らなければさらにもっと沢山の輸送の種類があるでしょうね。また別のタイミングでそんなお話もできたらと思います。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
コジマ。
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