物流業界のSDGs③
こんにちは、コジマです。さて本日はクリスマスイブですが皆様はそんなふうに過ごす予定ですか?私は子供たちと一緒にケンタッキーとクリスマスケーキを食べたいと思っています。
さて、前回、前々回と物流業界のSDGsについてお話しさせていただきました。最近、様々な場所で見たり聞いたりする「SDGs」という言葉。皆さんも1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。仕事や生活の中で触れる機会が多くなった「SDGs」という言葉ですが、具体的にどういうこと??って方もいらっしゃると思いますので、改めてお話しできればと思います。
1.SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標) とは
「SDGs」とはSustainable Development Goalsの略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳します。2000年に国連のサミットで採択された「MDGs(Millennium Development Goals/ミレニアム開発目標)」が達成期限を迎えたことを受けて、MDGsに代わる新たな世界の目標として定められました。国連加盟国が2030年までの15年間で達成すべき世界共通の目標のことです。
◆「持続可能な開発目標」とは
では、持続可能/サステナブル(Sustainable)とはどんな意味でしょうか。sustain(持続する)とable(〜できる)を組み合わせた言葉です。将来に渡って何かをし続けるということ、ここではすべての人が安心して暮らし続けられる環境が、将来に渡って続いていくことを指しています。
サステナブルという言葉は日本においては「環境に優しい」という意味合いで使われることが多いですが、ここでのサステナブルという言葉は非常に多岐にわたる意味を持っています。
◆17の目標と169のターゲット
SDGsには、17の目標が設定されています。人権、経済、社会、地球環境など、さまざまな分野にまたがった課題が17に分類されています。また各目標には細かいターゲットが設定されており、より具体な目標や数値目標等が示されています。貧困や飢餓、健康の問題から、ジェンダー格差、働きがい、まちづくり、気候変動や環境保護に至るまで、世界が抱える様々な課題を包括的に挙げています。
2.SDGs達成度最新ランキング:トップ3位は北欧諸国。日本は第何位?
持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)と独のベルテルスマン財団から、SDGsの達成度を調査したレポート「持続可能な開発報告書2021(Sustainable Development Report)」が公表されました。1位から3位は、フィンランド、スウェーデン、デンマークと北欧諸国がランクイン。4位ドイツ、5位ベルギーと続き、日本は18位となりました(昨年17位、一昨年15位)。
◆日本の目標達成度
日本が17の目標のうち達成されていると評価されたのは、「目標4:質の高い教育をみんなに」「目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう」「目標16: 平和と公正をすべての人に」の3つのみ。そのほかの目標は未達成となっており、「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」「目標14: 海の豊かさを守ろう」「目標15: 陸の豊かさを守ろう」「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」の5つに関しては、4段階の評価でもっとも低い達成度と評価されています。
と、少し長くなりましたので、続きは次週にさせていただきますね。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
コジマ。
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