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少し未来の物流の話2





こんにちは、コジマです。本日は早速ではありますが前回の話の続きです。前回は物流ロボットとの違いなんかを話させて頂きましたが、今回は自動倉庫との違いをお話しますね。


機械によってモノの移動を効率化する、という役割の意味で、自動倉庫と物流ロボットはいずれも「マテハン(マテリアル・ハンドリング)」に分類されます。一方、特徴には多くの違いがあります。たとえば倉庫の無人化・自動化という意味では、自動倉庫に優位性があります。物流ロボットは人との協働が前提ですが、自動倉庫の場合はすべてのオートメーション化も可能。そのため、「無人倉庫」と呼ばれることもあります。一方、汎用性の意味では物流ロボットに軍配が上がります。とくに、柔軟性が求められるBtoC物流においては、レイアウトの変更や運用の標準化により、幅広い対応が実現可能です。作業効率は自動倉庫には及ばなくとも、応用力や費用を含めた導入ハードルの低さが物流ロボットの魅力と言えるでしょう。




物流ロボット導入のメリット

需要増加に反し、人材不足が続く物流業界。物流ロボットが持つメリットは、こうした問題の解決に役立ちます。以下で、物流ロボットが持つ代表的なメリットについて解説します。

業務効率の向上と省人化

たとえば、自律協働型AMRと呼ばれる搬送型の物流ロボットを導入した場合で考えてみましょう。従来のピッキング作業とは、(1)作業員が商品のある棚まで歩いて移動し、(2)商品を探して取り出し、(3)梱包エリアへと運ぶというものでした。しかし、自律協働型AMRを導入すると、(1)と(3)の「歩く」という作業をほぼ物流ロボットへ代替できます。作業員は(2)の作業にのみ集中できるのです。こうした省力化は、作業の効率性を格段に高めます。とくに、手順が決まった定型業務については、より高い効果が発揮されるでしょう。




ヒューマンエラーの減少

物流ロボットの導入は、作業の正確性も高めます。人間による作業にはミスがつきもの。それを防止するにはダブルチェックなどの体制が必要になりますが、結果として業務負荷が高くなり、人件費も増加します。
一方、ロボットは決まった作業を間違いなく自動的に処理するため、ミスが起こりません。ヒューマンエラーが多かった作業を置き換えられれば、人的ミスの減少につながります。

優れた拡張性・柔軟性と低い投資リスク

物流ロボットには、環境に合わせた拡張性や柔軟性に優れているというメリットがあります。たとえば、自動倉庫の場合、一度環境を構築してしまうと、その後の変更が難しいというデメリットがあります。一方、物流ロボットは環境変化に応じて設定の変更が可能。作業量が変わったり、倉庫が移転したりといった変化にも柔軟に対応できます。結果として、設備投資分を回収した後にも長期にわたって活用できるのは、大きな強みと言えるでしょう。




それでは今日もこの辺で失礼しますね。こういったロボットのどと仕事する未来が目の前にあります。最近では飲食店で配膳ロボットをよく見かけますよね。これからどうなってくのか個人的にワクワクします。

それでは次回のブログでお会いしましょう。

コジマ。



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