物流が抱える課題、解決策??
こんにちは、コジマです。最近は朝晩の寒暖差が大きく朝何を着ようかすごく悩みます。昼間はTシャツで十分なのに朝はアウターが必要とかもう困ってしまいますよね。何にせよ体調を崩さないよう気をつけましょうね。
物流業界の抱える大きな課題は、「小口配送増加」や「人口減少などによる人出不足」です。前述のように、対個人の配送は増加傾向にあります。これは、物流業界が活気付くチャンスともいえますが、言い換えると物流業界全体が激務化しており、労働者ひとりひとりの負担が大きいことを意味します。とりわけ、日本では現在少子化による労働人口の減少に直面しており、物流で働く人の負担を減らすために新たな人材を確保しようと思っても、人が集まりにくいという課題があるのです。同様の課題に、「運送ドライバーの減少と高齢化」も挙げられるでしょう。人手不足による人員確保の難しさから、物流業界では働き手が高齢化しています。
そして現在、人手不足や高齢化などに関わる問題として注目を集めているのが、通称「2024年問題」です。とくにポイントとされているのが時間外労働時間の制限。働き方改革関連法では、「時間外労働の上限規制」「有給休暇の取得義務付け」「同一労働・同一賃金」などが定められています。そして、時間外労働の上限規制については、施行が2024年4月。それまでの猶予期間のうちに人手不足の課題を解決しないと、物流業務をこれまでと同じように行うこと自体が難しくなるのです。
物流業界の問題を解決!どんな解決策がある?
これまでに述べた物流業界が抱える課題の解決策は、技術革新によってもたらされる可能性があります。具体的な解決策について、いくつか見ていきましょう。
物流システムの導入とデジタル化
効率的な倉庫システムの導入や商品管理のデジタル化は、その好例といえるでしょう。今までは人の手で管理していたものをデジタルで置き換えることができれば、業務の負担を大きく軽減させられます。倉庫管理を担う倉庫管理システムは、その代表例です。作業の効率化につながるのはもちろん、スタッフや在庫の動きがデータ化され、蓄積されていけば、さまざまな分析も可能。結果として、倉庫内作業のより効率的な運用や、経営判断に関わる情報としても活用できます。
物流ロボット等を用いたオートメーション
EC需要拡大により物量が増加した物流現場では、物流オートメーションが注目されています。RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)、マテハン、自動梱包機、自動封函機、物流ロボットなどデータや一部のものの動き、作業に特化した自動化は人手不足の日本国内でますます浸透していくでしょう。中でも各業界でも関心が高いのが物流ロボットです。物流業務において、人の手足のかわりなるようなさまざまな用途の物流ロボットが誕生しており、各現場で抱える課題感や現実したい効率化・省人化によって使い分けられ、人が歩く、重いものを運ぶといった作業負担がどんどん軽減されることが期待されています。
自動運転とドローン
人手不足が深刻化しているトラックのドライバーの問題は、トラックの自動運転やドローン配送を利用することで解決の糸口を見つけられるでしょう。ただし、自動運転もドローンも日本では法整備などが整っておらず、まだ課題が山積している状態です。しかし、海外では実験が繰り返されており、導入に向けての動きが加速している現状があります。海外でもEC業界の拡大は目覚ましく、いかに効率的に物流業務を行えるかは生き残るために重要な課題です。今後は21世紀型の物流システムが、業界に大きな影響をもたらす可能性が高いといえるでしょう。
AIを用いた物流効率化
AI活用による物流システムの効率化も、物流の課題を解決するための糸口になります。AIによってシフトや勤務の最適化が進めば、余計な人件費といったコストが削減できる可能性があるからです。また、AIが物流の予測を高確率で当てることができれば、積載率の効率化や燃料代の削減なども期待できるでしょう。加えて、到着予定時刻を正確に知ることができれば、事前連絡を行いやすく再配達のリスクを軽減させることにもつなげられるのです。
最終的には、個人の顧客がどの時間帯なら家にいる可能性が高いかまでも、AIなら割り出せると予想されています。AIでは導入する期間が長くなるほどに学習が積み重なり、正確性が増します。すでに大手ではAIを導入しているところもあるため、トラックの自動運転やドローンよりも日本では現実的に導入しやすいでしょう。
いかがでしたでしょうか?本当にそんなことができるの?といった疑問もあるかもしれませんがこういったことが近い未来に我々のいる運送業界にも実現されていくのだと思います。私の世代からしたらまるでターミネーターのような世界観です。あれも確かAIに世界が支配されてそれに抗う主人公たちみたいな映画でしたよね?私も仕事を奪われないように日々精進します。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
コジマ。
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